井上靖氏と仏像 その4

井上靖先生が菩提寺に奉納された仏像が、橋本関雪先生からいただいた仏像であることを確かめようと、松本館長はさっそく調査を開始しました。菩提寺の妙本寺の住職さんに当時の様子を聞き、神奈川近代文学館所蔵資料の関雪先生と井上先生の間でやりとりされた書簡にそのことが書かれていないか調べてもらい、井上家にも聞いてみましたが、確証を得ることはできませんでした。
 
一瞬、「同じ仏像だということにしてしまえば、みんな知らないのだからそうなってしまうのでは」という、悪魔のさそいも心をよぎりましたが、強い正義感で(篠崎さんの)それをふりきり、真実をもとめ次の行動に移りました。
 
次回は仏像京都へ行く。
※ 訂正 菩提寺に仏像があることを知っていたのは、井上靖文学館のたよりになる職員の徳山さ    んでした。写真は文学館で高座の司会をする徳山さん。